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2018.08.16

Reborn

8月15日(水曜日)~8月16日(木曜日)
今日も一日中雨。

生死観。
世界中でスピリチュアルな事象が古今東西、長い歴史の中で語られる。これは偶然なんかではない。人は死ねばただの灰になるだけ、そんなことではない。魂は残る。そしてまた出会うときがくる。
と達郎はMCでそんなことを語る。本当にその通りだと思う。

友人の葬儀で、何故こんなにも悲痛なほどに悲しくなるのか。ボロボロと熱いものが次から次へとこみあげてくるのか。
不思議で、考えた。
親の葬儀は涙が出なかった。考えるべきこと、事務的にさばかねばならない目の前のことが多すぎ、悲しくなる暇などない。演出のシナリオがあり、故人のネタを有する身内は作家の手伝いをする立場でもある。だから舞台の裏が全て見えている。そして、きっと。色々考えて泣き出したら止まらなくなる可能性があり、それを本能的に防御するリミッターが働くのかも知れない。

恵庭の葬儀場、告別式、一番前の中央写真の中でカラッと笑っている孝人に、もう会えないのだ。

小学3年春に乙部町へ引っ越したその日から、まだ学校へ行く前から、近所に住んでいた孝人はすぐ友達になってくれた。
この町で一番最初の友達だ。色々教えてくれた。彼の言う『な』がこの町では『お前』の意味だと分からず、最初に聞いて教えてもらった。
イカの足の切れ端を、落ちているテグス糸と落ちている釣り針を結んだ先に付けての磯カニ釣り、その半端ない楽しさを最初に教えてくれたのも、孝人だった。

登校して背の順番に並んで、俺のが高い、「な」の方がが低いべや、と言い合ったのはマッコだった。孝人は一番前だった。そのすぐ後ろでのネガティブなケズリ合いから、子供心でライバル視した印象深い2番目の友達がマッコだった。そのマッコは夕べの通夜のあと、孝人と一緒に今日まで一晩を過ごしたらしい。

そんなことを、出棺前の故人のエピソード紹介の中で思い起こしていくと、もう止まらなくなった。もう会えない、そんな昔話もできない....

 あなたはいつだって 私のそばにいる
 目に見えぬ力で 心を震わせる
 いつかまた きっとまた
 めぐり合う時まで
 少しだけのさよなら (Reborn/山下達郎より)

 本当だろうか。
 魂がなくなることはないのかも知れない。けど、また巡り合えるんだろうか。
 再生前に、魂と魂の出会いはできるんだろうか。
 再生後、彼だとわかるんだろうか。俺だとわかってくれるだろうか。

 いつかまたこの場所で
 君とめぐり会いたい  (チェリー/Spitzより)

 本当にめぐり会えるんだろうか。

 友人の死が目の前になければ、「少しだけのさよなら」も受け入れられていたはずなのに現実に目の当たりにした今、並行して、ほんとうなんだろうか、と考えている自分がいる。

今はただ。孝人よ、安らかにお眠りください。 

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