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2016.11.25

『深爪式』

11月25日(金曜日)

『深爪式』単行本: 290ページ 出版社: KADOKAWA (2016/11/2) 著者:深爪

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 恐らく、このタイトルを付けただけでこのBlogの閲覧数は一時的に激増するんじゃないか、と推定できるほど話題になっている本だとは今日までつゆ知らず。今どきの女性たちは普通に読んでるのかな。

    * * *

 ある日twitterで、こちらのrun系の呟きに反応したのか、フォローしてくださった某所にお住まいの女性ランナーがいらっしゃる。とても有り難いので早速こちらからもフォローさせていただいた。
 その方の最近の呟きで「まるで実家に帰ってきたよう」という表現で紹介されていた本である。

 ちょっと興味が湧き、その呟きのリンクからamazonの本販売サイトに飛んだ。
 https://www.amazon.co.jp/53/dp/4047343161/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1480227159&sr=1-1
 「深爪式 声に出して読めない53の話 (eロマンス新書)」と副題。

 Kindle版で試読したところ、ちょっと知的(痴的?)な熟女のリアルなエロいひとり語り・・・の印象。さすが、twitterフォロワー数20万を超えるだけある。文章がうまい。人を引き付ける。あっという間に試読し終わり、続きを読みたいあまり、すぐにKindle版をポチッと購入してしまった。

 中盤から終盤にかけては、最初のエロオンリーの姿勢が徐々に変化。「基本エロ・エッセンスが入った、壮年女性の洒落た自伝エッセイ」という感じに昇華してきた。
 感性が研ぎ澄まされ、表現力が秀逸。他人との関わりや家族のこと、社会問題まで彼女の解釈のしかたに いちいち納得させられる。
 もちろん、笑いをとることは忘れない。エピソードの最後に艶々な自虐的落ちを付すことで、あらゆる毒を笑いに変えて浄化させる。この展開に癒される人間が多いから、ヒットするのだと納得した。

 序盤は、若人には少し刺激的すぎて健全な「スキンシップ」にまで偏見を持たれる可能性もあり、あまりお勧めしたくないが、中盤以降は逆におおいに勧めたい内容となっている。
 ある程度人生経験を積んだ、大人な方々には序盤から是非熟読していただきたいところだ。

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