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2016.06.21

『確信犯』

6月21日(火曜日) 夏至
 本日の道新(どうしんウェブ)記事見出しから。
 <帯広2警官逮捕>車で酒席へ「確信犯」 飲酒、河原で2時間/カラオケ3時間
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0284039.html

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 今日は「確信犯」という言葉の意味について。(真面目かっ!!)

 実はかつて自分も今回の道新の使い方で「確信犯」、使っていました。
 いわゆる、 「悪いことだと知っていながら行われた犯罪や行為」の意味で使っていたわけです。

 しかしある時、本か何かでその使い方は誤用と知り、気を付けるようにしてきました。「確信犯」の本来の意味は
 「ある信念に基づき、本人が“悪いことでないと確信して”なされる犯罪など」。

 意味としては自分の使い方とまるきり反対のイメージが正解だったのです。

 今回、道新で大々的に使われたものだから、あれ?こんなメジャーな報道媒体が公然と誤用していいの?
 と思い、あらためてネットで調べてみたら、何となく 今ではその使い方でもいい というような雰囲気で書いてありました。

 下記 {補説} にあるように平成14年度の「国語世論調査」で半数以上が“誤用”の方で用いる と回答しているのだそう。
 昨今は、「言葉は生きている」として、本来は誤用であっても社会的に幅を利かせてきた場合、それを国が関与する機関などが公式に認めてしまうという風潮があります。

 下記のサイトでも「正しいこととなった」までは言っていませんが、暗に「もはや市民権を得ている」という論調にも見えます。

 何となく、今回の道新の使い方でも「間違い」とは言えないような感じです。

以下、「goo辞書」から
 
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/38874/meaning/m0u/

1 道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。

2 《1から転じて》悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。また、その行為を行った人。 「違法コピーを行っている大多数の利用者が―だといえる」

 [補説]
「時間を聞きちがえて遅れたと言っているが、あれは確信犯だよね」などのように、犯罪ほど重大な行為でない場合にも用いる。
2の意はもともと誤用とされていたが、文化庁が発表した平成14年度「国語に関する世論調査」では、1の意で用いると回答した人は16.4パーセント、2の意で用いると回答した人は57.6パーセントという結果が出た。

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