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2013.01.19

蝋・蝋燭 に愛を込めて

1月19日(土曜日)
201312_001ワックスとは即ち「蝋」。
キャンドルとは即ち「蝋燭」。
ワックス・キャンドルとは即ち「蝋・蝋燭」。

今年も、これを作る季節になった。自分の中では正月明けの風物詩だ。

図解・写真入り詳細は昨年の1月21日の記事「五稜郭キャンドルづくりⅡ」に譲るとして。今回は、要点を文字だけで・・・。

201312_002 1リットルの牛乳パックを型枠代わりとして、中に熱々の蝋を流し込み、グルグル回しながら冷まして固めてパックを剥けばはいキャンドル枠の出来上がり。
 (その後、底面にドリルで穴を開け、穴よりやや大径の蝋燭を挿入し本当の完成となる。ドリル工程は危険も伴い一定の高度な技術を要するため、一般の参加者にはやっていただいていない。) 牛乳パックの中に流し込むドロドロの蝋は、ただの蝋ではない。

201312_004_2

中にはめ込む蝋燭に火を灯したとき、その熱ですぐにフレームが溶けては興ざめだ。

 また、ただの蝋では点火後に二酸化炭素を放出し環境的に好ましくない。そこで、蝋を熱して溶かす際、にパラフィンを混合し耐熱性を高めている。
201312_005 そして、蝋は環境に優しい特別な成分のものを用い二酸化炭素排出を抑制している。パックは牛乳のものでなければならない。ジュースやコーヒーでは不都合がある。
 蝋が固まり、パックをはぎ取る際に微量に残る乳成分が剥離剤の代わりとなり綺麗にはがれてくれるのだ。

  ドロドロを入れたあとの牛乳パックの口閉じは、適度な長さにちぎったガムテープを用いる。飛び込み観光客にも参加していただくため、絶対に熱い蝋が漏れないように確実に閉じる必要がある。これは経験がものを言う。コツは経験した者しかわからない。

201312_008グルグル回しは室内で約20分、屋外で5~10分。
 まだ温かい状態で柔らかな消しゴム程度の堅さの感触のときに、上の三角形の部分をカッターにて切り落とし、牛乳パックに囲まれた柔らかな蝋の直方体のコップが出来る。
 グルグル回しに時間をかけすぎ、蝋が堅くなりすぎるとカッターの刃が効きづらい。
 力が必要で作業としても危険。適切な柔らかさだと、楽しい感じでスーッと切れる。
 ベテランほど、複数本のパックを多く同時に回し本数を稼ぐことができる。品質(均等な厚さ)を確保しながら多く作れる人ほど技能が優れた仕事師として重宝される。

 ワックスフレームから牛乳パックの皮を剥くためには柔らかなままだと不都合。
 直方体のコップをさらに冷やす。バケツの雪入り水や、屋外放置で今度はコチコチになるまで冷ます。コチコチになればなるほど、パックは簡単に綺麗に剥がれてくれる。

 こうして、キャンドル用のフレームが完成し、技能集団による穴開け工程へ回される。

・・・こんな作業を延々と繰り返す。
一つのキャンドルを一人で全工程関わって作るわけではない。各工程に専門的に別れ、次々に各グループに渡されていく。

 牛乳パックに流し込む蝋の量の目安となる線をマジックで書き込む工程。また、溶かし(屋外)&運び(屋内へ)→パックへ流し込み→パック口閉じ→グルグル回し→カッターで口切り→冷まし・固め→パック皮むき→穴開け&蝋燭挿入→箱詰め&搬出
・・・の各工程がある。

 また、初めての一般参加者・観光客への説明・プレゼン役も必要に応じて入ってくる。

 一応、全部の工程を経験しておくと、それぞれの理想的なやり方が理解でき、どの工程に回っても技能職としての実力を遺憾なく発揮でき、重宝がられるし、第三者への説明も
勘所を押さえたそつない説明が可能となる。

 今日は一日で1,000本の目標。
 自分は、毎度事務局から提供される豚汁・おにぎり・その他のスペシャルお昼メニューをご馳走になったあとで間もなく失礼したため、その時点でまだ4百数十本だった。順調に進めば時間の問題だ。

          * * *

 その足で、富川会館へ。
 9月以来の尺八稽古への顔出しだ。当番や、ギターサークルなどが重なり、どうしても土曜日に空きができなかったここ数ヶ月。今週はギターサークルをはめ込まないで済んだため、何とかスケジュールを空けることができた。

 師匠は今日は欠席だったが、いつものメンバーに加え、新しい女性メンバーも加入していて新鮮。今日は基礎練習をみっちり。久々だったこともあり、大変充実した練習となった。

          * * *

夜にはこれまた久しぶりの「亀しょう」 (v^ー°)

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