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2011.12.07

『海炭市叙景』レビュー

Kaitannshijokei12月7日(水曜日)
 先日『海炭市叙景』のDVDボックスを購入した Amazon から「レビューを書きませんか」というメールが届いていました。
 頭に浮かぶインスピレーションを繋いで、サクサクっと書いてみました。これを投稿します。

          ☆ ☆ ☆

 描かれる街の人々の姿は、函館市というよりは各地にある田舎の中核市、そこで地道に暮らす市民の鏡像。
 華やかさとは対の位置にある、ごく普通の暮らし。そして普通を保つことさえを否定する何かの力。それに抗いきれず徐々に落ちていく様。無力感とあきらめの中、今より良かった昔を想いノスタルジーに浸る人々。
 真っ直ぐで、狡くて、生真面目な、そして悲しいほど普通な人たちの救われない物語。

 かつて北洋漁業や造船で栄え、今や観光にしがみつくように活路を見出そうとする地方都市函館を舞台に、市民が、市民キャストを多用し、手作りしたからこそ説得力もあります。
 この映画に、観光都市の煌めきや鼓動を期待する向きには観ることをお勧めしません。

 最後のワンカットに一条の光明を見るために、この物語はあると思います。

          * * *

 去年の12月7日 My携帯治るも・・

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