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2011.02.05

キャンドルon函館山

2月5日(土曜日) Dscf08851
15時、函館山ロープウェイ山麓駅。観光協会土田さんから段取りの説明のあと、A,B、C班に分かれ持ち場へ。
 我がA班は山頂から7合目付近までの区間担当のため、一度ロープウェイにて山頂まで移動し、予め準備隊がスタート位置にセットしておDscf08871_2いてくれた段ボール8箱に詰められた264ヶのワックスキャンドルを約5m間隔で海側の路側に並べて行く。

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 B班の設置開始位置までたどり着くと16時20分。次にB班が設置したキャンドルへ順次点火しながら山を下りる。3合目まで来ると、C班が並べB班が点灯したキャンドルが灯っている。これで一段落。

Dscf08891最後の仕事は、2合目の絶好ビューポイントにて「HAKODATE」の文字をキャンドルで作る。
 堆積された雪が急勾配を成していて、文字を作るのに難儀。徐々にとばりが降りてきて、キャンドルのほのかな灯りが色を濃くし始める。函館の夕景は一際美しく輝き出す。山頂からは、キャンドルで飾られた夜Dscf08901の登山道を歩いて降りるというイベント参加者がスタートしたという連絡が入る。多少焦りつつも、いい感じで文字キャンドルが完成。イベント参加者の先頭がこの2合目にたどり着くまで、30分ほど。景色は夜景となり、ますます素晴らしく輝き出す。

Dscf08911一方で気温は下がり始め、じっとしていると寒さが凍みる状況となってくる。お客さんがたどり着く前に下山も考えたが、せっかくここまできて消えたキャンドルに幻滅されるのもしゃくなのでメンテのためにじっと夜景を見ながら待った。

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徐々にパラパラと参加者が降りてくる。「うおー、きれい!!」と感嘆の声が上がるたびに、充実感をかみしめる。

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 早歩きの方が過ぎると、どんどんと塊となった団体が降りてきた。もうあたりは真っ暗で顔はキャンドルの灯りでしか見えない。
 その中、学生風の女子が困ったようなそぶりで、「You、lita?」と声をかけてきた。 

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 リタ?リタって何だろ? 考え込んでいると、旗を持ったおじさんとか、一際大きな人などに次々と聞いて歩いている。なるほど、このへんの一団の「リーダー」を探しているらしい。

 周りの皆さんとのやりとり、身振り手振りと片言の英語で、どうやらわDscf08971かったことは、ツアーで台湾からやってきたものの山頂で仲間とはぐれてしまい、本来ロープウェイでみんなで降りる手はずが、函館山登山道ウォークイベント参加のお客さんと一緒に歩いて降りてきてしまったようだ。表情がややこわばっているのはそのためか。これは相当困っていて心細いだろうと気が付いてあげられるまで、やや暫くかかってしまった。
 その間、キャンドルや景色が綺麗というようなことを聞いた気がして、「プリーズ、エンジョイ!!」なんて間抜けなことを言ってしまった自分が哀れで恥ずかしい・・・。

Dscf08981とりあえず、状況を悟ってすぐ、「This Way、Down、ok? with me、ok?」身振り手振りでそんなことを伝えると、わかってくれたようで。同時に山頂にいる我らのリーダーへ携帯電話で連絡し、心配しているであろう彼女のツアー団体のほうへも連絡して貰うように依頼。

Dscf08991 名前の照会があり、彼女に聞くと、「Chinese Name?」と問い返してくる。チャイニーズ・ネームって何だ?名前が何個かあるのか?
 ・・・「ふだん使っている名前でいいから教えて」の英語が出てこない・・。とりあえず、「OK、OK」って言って『チャン・ツィー』(「ィ」は「ェ」のようにも聞こえたが)さんという名前を聞き出す。

Dscf09021 下山しながらも「あなたの団体の方へ携帯通じて連絡ついたから安心して」「そっちは滑るから、こっちを通って」「大丈夫?寒くはないですか?」「帰りの集合時刻は何時なんですか?」「あと10分ほどで下にたどり着きます」
 なんて聞きたいこと、伝えたいことがたくさんあるのに、英語が全然出てこない・・・。ボディーランゲージと片言の単語を繋いで凌ぐしかない。情けないことこの上なし。

 本格的に実用的な英会話を身につけるようにと、天の啓示があったものだと解釈。これはやるしかない。そんなことも考えながら、点灯されたキャンドルもその後はほとんど目に入らず、ひたすら、何事もなく彼女の所属団体へ無事送り届けることを祈念しつつ、先に立って一歩一歩、山を下りる。

Dscf09031 イベント参加者のゴール地点、協賛するコカコーラ社のホットドリンク提供ブースへ辿りつき再度携帯で連絡。
 山頂から市の担当者へ連絡がつき、ツアー側も当然ながら大いに心配しているらしい。ロープウェイ山麓駅まで連れていくよう指示が入り、「ここから、さらに5分歩いてロープウェイ駅まで行きます」たったこれだけの英語がすらすらと出てこない・・・・・。
 コカコーラさんから頂いた暖かいお茶を、とても恐縮している彼女に渡し、また、歩く。

Dscf09041 ともあれ、無事 駅にたどり着くと、心配していたご家族が出迎えた。口々に「ありがとうゴザイマシタ!」 
 何の何の、「ユーアーウェルカムオーケーオーケー」だっつーの。

 今回は非力ではあるが、ちょっとばかり、仕事した気になれたボランティア参加となった。・・かな。

          * * *

 「はこだて光の小径」&「シーニック・de・ナイト」、明日以降の開催日程は以下の通り。

明日6日(日)は引き続き函館山観光道路と南茅部公民館周辺。
7日(月)が“まちづくりセンター”周辺。
11日(金)~12日(土)が西武地区赤レンガ倉庫群。12日は旧戸井線富岡交番付近も。
13日(日)が函館新道(石川町スーパーデポ前)。

 自分の今季参加予定は13日函館新道。これで今季のキャンドル活動シリーズは終幕となる。

          * * *

 去年の2月5日 『光の小径』in五稜郭公園

 ※これ、読み返すと、去年も同じ日にアジア系観光客とお話する中で「もっとちゃんと英語を喋れたらなぁ・・」と思っていたようで。一年間全然進歩成し・・・・。

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