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2009.06.24

去りゆく者たち

6月24日(水曜日)
 久々に朝から好天に恵まれ、暑いくらいの一日となり。午前も午後も現場に出る予定を入れていて大正解でした。
 
 朝から気持ちいい中、不穏な事件も発生したり・・・。

 工事担当関係会社の現場事務所の窓ガラスが昨夜のうちに割られ、何者かが土足で入り込み、事務室内の全ての机の引き出しなどを物色。
 警察による現場検証の結果、何もとられてはいませんでしたが、窓の外に設置していた防犯用の鉄格子はビスごと引き抜かれ、ガラスを割られる被害となりました。
 貴重品は夜間、事務所に置かないようにしているため幸いにもそのくらいで済みましたが、プロの手口ということで危機一髪ではありました。

 このところ函館市内ではいずれも夜間に駐車中の車100台以上のガラスが割られ盗難があったり、またトラックに載った油圧ショベルをトラックごと盗み、そのまま店舗内ATMを襲って2千万円以上をATM機械ごと盗むなど大胆、別の見方をすれば実に幼稚な態様の犯罪が立て続けに発生。治安の悪さを感じていたところです。

 今回、現場事務所の夜間保安についてあらためて気を引き締めていきましょう、とみんなで再認識し合いました。

          * * *

 話は全く変わります。
 あまり天気がいいので夕方、早く帰宅してゴライアスクレーンの最後の姿を撮影にいくことを思い立ちました。

 ゴライアスクレーンは元々「函館ドック」建造の大型タンカー製造用クレーンで、一時市の土地開発公社やその他機関の所有を介して現在は「函館どつく」の所有、今まさにその撤去作業が行われているところです。

 函館山の麓、赤と白に塗られた大きな2基の門型クレーンは初めて姿を見せた1975年から函館市のシンボル的な建造物として市民や旅人の愛着を誘い、文化遺産保護の観点から撤去に反対の立場をとる各界の方々もいます。

 一方、老朽化に伴う腐食が進み、クレーン自体の強度が低下していて地震が来た場合など自立に耐えられない状態だそうで、あの大きな建物が倒れたときの危険を予測(津波発生なども想定)し危機管理の立場から撤去を急ぐ必要があるというのが現実問題とのことです。(そうならないための補強工事には10億単位だったかの費用が必要となるそう)

 さて、
 夕方はやはり道路が混んでいて沈みゆく夕日との競争となってしまいました。
 最初は湾岸道路「巴大橋」から一気に「緑の島」まで行きその先端から撮影。ちょっと角度が思わしくなく、クレーンの姿が門型に見えづらい位置関係です。
 しかし間近に見えるゴライアスクレーン。1基は既に巨大な海上クレーン船によってつり上げられ、上部の梁だけを残してあとは切断解体されていました。

 すぐにとって返してシーポートプラザのところに車を停め、階段から巴大橋へ上りそこで係留されたかつての連絡船摩周丸と一緒に撮影。ともにかつての華やかな函館、栄華を誇ったあの時代を支えた鉄の建造物、役目を終えて引退、というキーワードが共通しています。
 夕日が逆光となり、哀愁漂ういい雰囲気。きちんとしたカメラで、きちんとした腕があれば相当いい感じで撮れそうなのですが、いずれも貧弱で・・・。

 最後は万代埠頭から。この位置が最もいい形で見られる場所なのですが、カメラのズームが足りず、遠景となってしまうのが残念でした。
 夕日はさらに沈みかけ、雰囲気最高潮。他にも何組か、クレーンを写真に納めるために訪れているような方々がいます。

 撮影を終え、夕方の冷たくなりかけた海風にあたりながらしばし解体されゆくクレーンを見つめていたらノスタルジックな、もの悲しい気分になってきました。また一つの時代が終わる。そのことを痛く感じてしまっていました。

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         * * *

去年の6月24日 Com.MIT 部活 [2回目] 

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