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2009.04.20

第11回バル街に参戦

4月20日(月曜日)
 昨日は伊達ハーフの報告で終わってしまったため、ゆっりと昨日の夜の部「バル街」参戦レポートを。

          * * *

 さて、こうして帰路もETCの恩恵に預かりつつ伊達から無事帰還したのが16時半。
 急いで洗濯しながらシャワー、着替えを終えJR七重浜駅へ。駅では、ある一人の女性と待ち合わせていた。
 出発時刻が迫っていたため、家から駅まで約10分のランニング。まさかハーフマラソンのあとに平服でまた走る羽目になるとは思いも寄らなかった。
 
 一両編成のローカル線に乗り込み並んで座る。汗がどっと噴き出し、彼女がそっとハンカチを差し出す。それを断り自分のハンカチでひたすら拭う。シャワーを浴びたのが台無しだ・・・。
 
 二人は終着JR函館駅で降り、路面電車の函館駅前電停まで歩く。陽も落ち始め、吹く風が冷たい。歩きながらフードをかぶろうと腕を肩越しに背中をまさぐると、一歩引いて歩く彼女は何も言わずフードをかぶせてくれた。

 間もなくやってきた谷地頭行きの電車へ乗り込む。さすがに元町方面行きの電車はバル街客が多いのか混み始めている。
 一つだけ空いた席に急いで彼女を座らせ、自分はその前に立つ。 -------- 

 
 ああ、まどろっこしい!
 その「彼女」とは、母親であった。うっとおしいったらありゃしない。子供じゃないんだから、一々お節介焼かないでほしいもんだ。

 何でせっかくのバル街を母親なんかと回る羽目になったか。
 いつものように誰か仲間と一緒に行くだろうし、どうせ5枚綴りのチケットで5軒回ったあと最後にまたみんなで1軒!というように使うだろうと思い、2枚予約しておいたのだが。   
 結局前日になっても「仕事が忙しい」とか「あまり興味ない」とか「回る時間が合わない」とか。様々な理由で一緒に回るという仲間が現れず、まあ、たまには父の介護から解放された母親にこういう函館の新文化を体験させるのも努めかな、などという気紛れを抱いたのが運の尽きだった・・・。

 周りは皆、仲間同士、恋人同士、ワイワイと楽しそうに回っている。何で俺だけこんなつまらないバルの夜を過ごさねばならないのか・・・。一時の気紛れを恨んでももう時既に遅し。

 さて、気を取り直し、隣りに誰も居なかった気分で本編のレポートに移ろう。

 まず十字街電停で降りると、19時半からJazzのライヴが予定されている「アクロス十字街」前が黒山の人だかり。
 何事かと思いつつ交差点を渡って近づくと「あらっ!」と こちらは正真正銘の女性から声がかかる。
 振り向くと、ビシッと白いジャケットに身を包んだ彼女。
 この彼女は、実は昼休みに職場へやってくる営業の女性。ふとしたことからバル街参戦の話しになり、「Jazzのビッグバンドでピアノを担当している。バルでもライヴやる。」とのこと。是非聴きに行くから!と盛りあがってたわけで。
 彼女はそのライヴ会場前でしばしの休憩中だったよう。

 「今来たの?」「うん。(演奏)これから?」「うん。生ハム食べて行けば?」「まずは『まちセン』でバルチケット買ってくるわ。時間になったら聴きに来るから。じゃーね。」
 ってな感じ。この長蛇の列は、Jazzを聴きにきた人ではなく、バル街恒例の生ハム&ワインの無料振る舞いに並ぶ方々だったようだ。

 ここで写真を撮ろうとして大変なことに気づいた。何と、カメラを忘れて来てるし・・。出がけ、むっちゃ焦って急いでいたからだ。バル街でカメラ忘れるなんて痛恨の極みだ。目的の半分以上はBlogでのバルレポートなのに。情けない・・・。
 仕方ないので携帯電話の力を借りることにした。とは言え夕暮れも迫り、シャッタータイミングなども慣れず、結局この場面はブレブレでものにならず。生ハムには もはやありつけそうもないし・・・。

 ともあれ、「まちセン」に向かう。と、すぐまた4人連れの知った顔の女性達とばったり。 「あ~!」「お~っ!」。
 ホントは今回も“女の中に男が一人”状態でバルの夜を回る構想もあり、嬉しい話を進めていたのだが、こっちは伊達から帰り着きバルに出られる時間は18時過ぎ。彼女たちは昼間から回る都合があり。折り合いがつかず、「最後の方でもし重なれば一軒でも・・・」
ということで一応キャンセル状態としたのだった。そして今着いた俺と帰りがけの彼女たちがばったり。そんな構図であった。(あ、いつものBeatles&Fighters仲間です)

 なかなか本題に入らないな(汗)。しかし今度のバル街はこの前振りが本題かな。とも思う。

 まちセンでチケットを買うと、奥の方で何やら歌声が。言ってみると「海炭市叙景」のPRのための演奏会。
 函館西高出身の作家 佐藤泰志氏の小説映画化に向けて活動しているメンバーを中心とした方々が頑張ってPRしている。
 歌っているのは「花かるたアンリミテッド」のバンマスでボーカルのEri氏だ。彼女もスタッフの一人だとか。さすがの歌声は大観衆を前に慣れたもの。
 カーペンターズの「シング」をしっとりと歌い上げていた。

 しばし聴き入るも、店5軒回るノルマ達成のためには一箇所に長く留まれないのもまたこのバル。まちセンを出てまずは、一軒目
 そのEri氏のお家でもある「花かるた」。

2009041918530000  既に店内は大混み。やはりいつも人気のお店だ。出汁の効いたいつもの美味~いおでんとソーメン、そして焼酎水割りを戴きつつ。
 ママは身内のようなもの。長居をするのはルール違反。ということで、実の“ママ”と いつもお世話になってる花かるたのママの初対面でもあり、きちんと挨拶を促して、お互い「いつもお世話になっております・・」状態。何か変な感じ・・・・。
 またゆっくり来るから~、と早々にその場をあとにした。

20090419_vest  ここで時刻は19時。Jazzバンド「VEST」の演奏がアクロス十字街で始まるところだ。
 いたいた。ピアノ担当の彼女。そういえばこちらも名前はEri氏だ。しっかりとこなしてる。う~ん。カッコイイ。
 「VEST」もバンマス含めリーダー格は西高OBとのこと。この日は東京から西高OBの大御所テナーサックスの千葉浩氏を迎え、彼をフィーチャーしたしっとり系のスローJazzで畳みかける。
 語りも漫才調で楽しく、Left alone、Misty、What a wonderful worldなど素晴らしい演奏にも もちろん大満足。無料で聴けるとは何て贅沢。

 とは言え、演奏は1時間半も続くらしい。千葉浩コーナーが一段落したところでここはそろそろ切り上げ次へ向かう。

2009041920020001   二軒目は「五島軒」。函館では有名所だし、連れの年齢的にも何となくイイかな、とチョイス。
 ここも長い待ち行列が出来ていたが、それだけに期待も。
 ところが並んでやっと席に通され、飲み物の注文をしたがなかなか出てこない。その時間でバルMAPとにらめっこして次以降に巡る店をじっくりと練ることが出来たほどだ。
 ただ注ぐだけだろうが・・。出てきたピンチョー、あまりひねりはないし白ワインもそれほど特筆すべき味でもなし。
 この段取りの悪さが行列の原因と知ってがっかり。今回のバルに限って言えば、店内の高貴で優雅な雰囲気を味わえることくらいが唯一のこの店のお勧め処か。

2009041920350000  三軒目「菊泉」。本当はいつかバルで訪れたかった「太郎鮨」に向かったのだが、行列の最後尾のカップルが、
 「ここでネタ切れらしいんです」「何人か前の人でも、用意したネタが無くなって全然違うネタになるけど・・って説明受けてたみたいです」
 と親切に教えてくれた。太郎鮨諦め、ちょっと坂を上って「花かんろ」を訪れるも、ここも
「ピンチョーが完売」とのことでお断りされ・・とほほ。
 まだそんなに遅い時間なわけでもないが、昼から店を開けていればこれだけ来客が増えてきているバル、さすがに売り切れが出ても仕方ないか、と潔く納得。

2009041920490000  でその隣りの「菊泉」。ここも連れに合わせた和風の作り。甘味処でもあり、お茶とのセットや或いは鯨汁など期待のメニューがあったのだが、これらも売り切れで、サーモンマリネだったか、もう決まったものしか残っていない。
 今から何処に行ってもこんな感じかと諦め、入れていただく。ちょうどフルートの即興ミニライブも終わった瞬間のようでつくづく、ついていない・・・。まあ、昆布塩一袋、お土産で貰ったからまだいいか・・・。
 3杯目のアルコールドリンクでほろ酔いになりつつ、作戦を練り直し、次へ向かう。

2009041921100000  4軒目「奥尻ワイナリー」。ラ・コンチャの店舗を奥尻からの出店の基地として今回は提供しているのだとか。
 店の前の「うに丸君」。いつもは奥尻港の埠頭で来島の皆様をお迎えする役目だが、今回は宣伝マンとしてラ・コンチャの店の前に出張してきている。

 店に入って活きのいいあんちゃんと話す。 「俺ら奥尻に10年住んでたんだよ」「え?何というのですか」「俺は○○さ。役場勤めなら◆◆さん知ってるっしょ。」「はい、それはもう! 私、M島と言いますが・・」「おー、した2009041921010000 らうちのオンチャの同級生だべさ」「あ、それは多分兄貴の△△です」「へ~。したらM島先生、おじさんだべ~」「はい~(^^)」というような超ローカルな話題で盛りあがり。
 やはり「奥尻」をキーワードにこの店選んで大正解だった。
 ピンチョーも美味いが、この奥尻ワインが絶品。酸味が強く、酸っぱいもの好きな自分にはスッキリして切れがあるこの味、大好き。奥尻ワイン、侮りがたし。

 さて、終盤で大いに盛りあがってついに最後の一軒へ。
 ベイエリアの裏手付近をうろうろするも、何処も満員状態は続いている。過去に行ったことのある店もこの界隈には多い。
 しかし連れ。老体にむち打ってまた急坂を登らせるのも可哀想なので、ここは妥協。連れにとっては全てが初めての店だからそれもまあいい。

2009041921450000  5軒目。結局すぐ入れそうな「井井」。
 店内で若干待ったが、相席の大テーブルで本当に“こなす”ようにピンチョーと、最後は「ビール」にて。
 いい加減、酔っぱらってきた。この辺で「親父が退職後、悠々自適生活送れずに逝ってしまった件について議論」になり。
2009041921360000  結局何だかんだ言って偉そうな立場にあっても、自分の健康管理が出来ず、若いうちから糖尿病になって、それが間接的要因で致命的な病気に陥り、逝ってしまった。誠に遺憾である。的な愚痴を連れにぶつけていたわけで。

 母は、どんな思いで、酔った息子の言葉を聞いていたのだろうか。

 さて、さっさと店を出れば何とか最終22時発の「バル電車」に間に合いそう。この電車はバルチケット半券を提示すれば無料で湯ノ川まで行けてしまう特別電車なのだ。
 比較的余裕で十字街電停に着いたものの既に長蛇の列。今日は最後まで長蛇の列とのおつき合いだ。
 大混雑の電車を駅前で降り、そこからはタクシーで帰宅した。早朝出発し「Depapepe」と伊達ハーフマラソンから始まった長い一日はこうして終わった。

 つまらなかったかどうかはよく判らないが、今までとはひと味違ったバル街となったのは間違いない。
 カメラも忘れた第11回バル街。まあ、記憶には残るだろう。
 我らがファイターズ、逆転勝利で単独首位となった朗報だけが、今宵の救いだったか。

 バル街、次回は秋9月11日金曜日開催。たまには暖かい夜、半袖で回らせてくれよ~! 

          * * *

去年の4月20日 春一番伊達ハーフマラソン 

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コメント

いや〜笑わしてもらいました。
しかし、Jazzライブではカブっていましたね、その曲目、現場できていましたから。

自分は初バルだったのですが、十字街にあんなに人があふれているのを始めて見ました。

本当に良いイベントです。
函館を離れてもこのイベントのために来ます!

奥尻ワイン気に入っていただけて良かったです。
仕事がらみでちょっと縁があるものですから、この日も一番最初に行きました。
おっしゃる通り、バランスの良い上品なワインですが、半面、味の薄い、あっさりした味がします。
これは一般的に樹齢が若い樹が多いためで、ワイナリーの人も認めています。
とはいえ、樹と同様、これから成長が期待できる今一番の注目ワイナリーです。
ちょっとお高いのが難点ですが(笑)

投稿: まるトラ | 2009.04.23 21:49

まるトラさん、「VEST」のライヴ、一緒の会場にいらしたとは!

奥尻ワイン、今日の新聞記事にも載ってましたね。少しお高いようですが、味は気に入ったので今度買ってみようかと思います。

バル街は、ホント、素晴らしいイベントだと思います。素敵なパートナーと回ればなおさらなんですが(^^;;

投稿: NAOMI | 2009.04.24 00:15

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