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2009.02.15

第31回公演 初春巴港賑

2月15日(日曜日) 
Chirashi_2  去年上司に誘われて初めて観に行き、素人の真面目な歌舞伎にちょっと感動したものだから、今年は自発的に千5百円のチケットを買いました。せっかくなので母親も誘い、今日は二人で市民会館まで行って来ました。(去年の模様

P21549441_4  はじめの口上では12月までの上司(去年この歌舞伎に誘ってくれたその本人)が思ったよりちゃんとできていて感心。
 何せ、昨夜の話しでは10時頃から開演直前まで酒盛りして臨む、って言ってたから;;;
 そして皆さんの“ほのぼの口上”は今年も健在でした。
 
P21549471_2  続く「一本刀土俵入」では市内近郊経済・観光・官公庁等の重鎮の面々が、非常に真面目に、しかしセリフ間違えやセリフ忘れをひょうきんなアドリブでカバーしつつ、歌舞伎なんだか吉本新喜劇だか小学校の学芸会だかわからないような楽しい舞台を繰り広げてくれました。

 中でも導入部。飲まず食わずでフラフラと流れてきた駒P21549491形茂兵衛(菊地喜久税理士事務所長菊地氏)と茶屋旅籠「安孫子屋」の二階から声をかけ、情けをかける酌婦お蔦(オフィスK代表取締役藤本恭子さん)のやりとり。
 この物語の象徴的・代表的なシーンなのですが、お蔦演じる藤本さんの演技の艶っぽさがいいのなんの!
P2154950  同時にセリフの“とちり”やそれをカバーするアドリブがきちんと入ってくるので私などのミーハー観劇者にはたまらないシーンとして映りました。

 全体的に内容はわかりやすくて、まさに笑いあり涙ありで誰もが楽しめるもの。これは最高に良かったです。

 実は「一本刀土俵入」。大学のときに所属していた市民観劇グループ(演劇を長岡市に呼んで鑑賞することを目的とする市民団体)で、丁度私たちの研究室から参加していた有志が担当したときの演目が「一本刀土俵入」だったことから、自分にとっては結構思い入れのある演目でもあるのです。
  そのときは前進座の公演で、「よよよい、よよよい、よよよいヨイッ!めでてえな!!」で一世を風靡した「伝七捕物帖」(古いか!)の中村梅之介が駒形茂兵衛を好演してくれました。懐かしいなぁ。

P21549521  さて、
 定番の「白浪五人男」を挟んで、最後の演目「奥州安達原三段目」。これはコテコテの本格的歌舞伎です。
 コント一切なしの超真面目版。セリフのとちりもほとんどなく、素人が演じているとは到底思えないほどです。
P2154953_2  物語の設定自体とても複雑なうえ、言い回しも難解で・・・しかし、それだけに歌舞伎の醍醐味がビシバシと伝わってきます。


 貞任(さだとう)の妻袖萩役の女性役者古川さんが演技の中で本当に三味線を弾いたり、貞任や宗任などの男性役者が見栄をP21549581 切る場面などはかっこよさに鳥肌が立つほど。

 ストーリーはわかりづらくても、歌舞伎そのものをしっかりと体験できた素晴らしい舞台でした。
 ストーリーは機会あれば本などできちんと知っておきたいと思います。

P21549611  そして今年も最後は場内大拍手の中、劇団員全員でカーテンコール。場内起立こそありませんでしたが、観客も含め全員での三本締めで舞台を終えました。素晴らしかったです。

 また来年も、もし函館に居ることができていたなら、必ず行きたいと思っています。
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 去年の2月15日 あんたのバラード

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