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2008.09.11

バリアフリーボランティア研修修了

9月11日(木曜日)
P9124496 13時半から17時半まで、函館総合福祉センターにて函館バリアフリー・ボランティアのための研修会があり参加してきました。

 午後から休暇をとって総合福祉センター3階会場前に着くと、見慣れた顔が。
 いつも仕事上でもお世話になっている「函館すぷれっと」の佐藤尚子さん、去年から色々な場面でおつき合いさせて頂いている函館市の障害者福祉の第一人者、障害者生活支援センターの島信一朗さん。
 事務局にはDECのH理事長やサテライトのY氏の顔も。皆さんにご挨拶しつつ受付を済ませて会場へ入ると2月のボランティアワンデーセミナーの受講時にご一緒していた顔もちらほら。
 島さんは講師で来られているので別として、純粋な受講者中、男性は自分だけというのには少し驚きました。

 まず北海道運輸局函館支局の担当者、DECのH理事長から事業概要説明があり14時になるとJR函館駅まで全員で移動。この移動の段階から自分が島さんのガイドヘルパー役となり、肩をお貸しして先導することになりました。
P9114482  はじめは緊張こそすれ、2月のセミナーで若干実戦的知識を得ているので、徐々に慣れ、大きな戸惑いもなくできましたが、これは島さん自身が優れた空間把握・察知能力を持っていらっしゃるところが大きかったかも知れません。

 タクシーを降り、函館駅。改札のある事務室を通り2階の会議室まで階段で移動してここで30分程度JRの担当者からバリアフリー・ボランティア当日の駅舎内での留意事項等を説明していただきました。
 要は、知ったかぶりはせず、判らないこと、困ったことがあれば改札の駅員にHELPを求めて下さい、ということ。

P9114484  会議室を出て扉を開けてもらうとそこは何と、イカスホールの真横に出ました。関係者以外立入禁止の扉の向こうからホール前に出てきたことになります。2階を屋外のデッキ、トイレ、食堂前などぐるりと一巡し、エレP9114485 ベーターで1階に降ります。ここからは観光客でごった返す駅舎構内。そんな中ガイドヘルパーをしながらJR担当者の説明を聞くので、ちょっと緊張。
 今度は1階をぐるりと一巡。北側トイレ前の点字&音声案内、正面入口中に設置してある点字案内、正面入口からホールに入って点字ブロック上に何秒か立つと音声ガイドが流れるしくみ確認、自動券売機の点字案内、車椅子でのP9114485_2P9114487  利用勝手確認等々、普段では絶対にできない視点で函館駅を点検・確認してまわったため、とても勉強になりました。
 と同時に、例えば点字案内板の位置がわかりづらく知られていないこと、点字ブロックがセンサーとなって起動すP9114486 る音声案内が音量低すぎ雑踏騒音に消されて不明瞭だったり、そもそも混雑する狭い入り口の真ん中でじっと止まっていないと音声が起動しないことなど、障がい者にとって本当に使い勝手良く作られているとは言い難い部分も認識しました。

 とは言っても、あとの講義で島さん曰く、函館駅はバリアフリー思想を積極的に取り入れた日本でも先進的な駅なんだそう。
 それでさえこれだけの違和感を覚えるということについて、今のバリアフリーの理想と現実がここにあります、という言葉が印象的でした。

P9114488  総合福祉センターへ戻り、「サポートセンターぱすてる」の相談員小谷素美子さんからボランティアの心構えや接し方に関する講義、休憩挟んでP9114490 P9114492 島さんからの講義とアイマスク着用して廊下・階段・トイレへ出向いての誘導研修。
 視覚障がい者を誘導するためのコツ・ポイントを各所で島さん自身が教えてくださいました。

P9114494  階段では実際にペアで、一方がアイマスクをして昇降する体験。自分はアイマスク着用して白杖持ってヘルパー役(何と、シーニックバイウェイ「函館・大沼・噴火湾ルート運営代表者会議」事務局長の折谷さん!)に先導される体験をしましたが、やはり見えないということは非常に不安で、特に階段の下りなどは結構怖いものがありました。

P9114495  最後は佐藤尚子さんから車椅子利用の留意点についての講義。これは2月のワンデーセミナーで実地体験しているので比較的覚えていて、今日は新しい知識を吸収するだけでいいので楽でした。

 一通り終了後、一番最後に研修修了証を授与され、今日の研修は終わりました。

P91244971  ふだんなかなか体験できない、学べないスキルを身につけられるこういう機会は受講していて非常に有意義感があります。無料でこれを体験できるのだから本当に有り難い。

 自分はバリアフリー・ボランティア本番を10月4日(土)の午前・午後の2回に設定しています。今日得た新たな知識や2月のワンデーセミナーでの体験を活かし、本番、出しゃばりすぎないよう、謙虚に、障がい者や困っている方の立場に立って、是非頑張りたいと思います。

          * * *

去年の9月11日 9.11テロから5年 
去年の9月10日 北海道マラソンをふり返る 

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