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2008.06.17

新型車両?

6月17日(火曜日)
 今年度に入って初めての札幌本社出張。内部異動後、すっかり札幌がご無沙汰となり、JRゴールド・メンバーズ・カードも今月一杯でどうやら終わってしまう・・・。

 スーパー北斗の車両が新しくなっていて、椅子が大き目。新しいといってもたぶん、札幌旭川間のスーパーホワイトアローなどで使っていたもののお古に違いないのだが、この椅子が何となく自分の身体に合わない。しかも、絶対、振り子の揺れが激しくなってる。以前以上にメチャメチャ揺れ、酔いそう。フットレストは付いてないし、個人的には前の方が良かったなぁ。

           * * *

 この度の出張で「白夜行/東野圭吾」(関連記事こちら)一気に読了。最高に楽しいエンタテイメント小説。読後の充実感と共に疲労感も大きいです。

 最後に近づくに連れ、登場人物の思いや語りを通じてネタ明かしのグラデーションを段々と濃くしていくのですが、読者がいつの間にか自分でそう考えていたのか、さり気ないネタ明かしによって気づかされていたのか微妙な感じになるよう仕組まれています。

 こんな風に終わるのなら、この分厚い本、半分くらいにして綺麗にスパッとどこかで終わるようなやり方もあったのではないのかなと思ったり。

 終盤にかかって、雪穂の再婚の話しや、その娘美佳が襲われる下りなどは無ければなくても特に大勢に影響はなさそう。彼女らの陰影・動機などをより深く具体的に印象づける役目は果たしているのだけれど。

 最後に向かうに連れ、時代背景や社会の様子の描写を上手く織り交ぜている、ということを誇示することが主目的なんじゃないか(それはそれとして懐かしく楽しめるのですが)と思えても来ます。

 長すぎて最後は少しだけ飽きてきた感もありますが、総じて、素晴らしい物語でした。K君、ご推薦は間違いありませんでしたよ!

 折しも・・・

===今日の「毎日新聞」から引用===
『法務省は17日、88~89年に東京都と埼玉県で起きた連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(45)=東京拘置所収容=ら3人の死刑を執行したと発表した。死刑執行は4月10日以来。鳩山邦夫法相の下での執行は4回目、計13人に上り、93年3月の執行再開以降の法相では最も多い執行数となった。

 80年代末の日本社会に衝撃を与えた同事件の発生から丸20年。宮崎死刑囚は捜査や公判で不可解な供述を繰り返し、詳しい動機や背景を語らないまま、06年2月の判決確定から2年4カ月で死刑が執行された。

 殺人罪などで起訴された宮崎死刑囚は、公判で「夢の中でやったような感じ」「ネズミ人間が出てきて怖くなった。もう一人の自分が急に現れて、手を出した」などと述べ、責任能力が最大の争点となった。(以下略)』
===引用以上===

このBlogでも何回か述べていますが、自分は死刑反対の立場です。
人間が人間に対して「死をもって償え」と何故言えるのか。
死刑は凶悪犯罪の抑止力にはなり得ない。

この考えは今でも変わっていません。

          * * *

 推理もの繋がりで。
 そう言えば、先日、TVドラマの「相棒」を一瞬だけ見てた中で非常に興味深い事を水谷豊氏がセリフとして喋っていました。

 『犯人は自分が殺した相手のパソコンからDATAを全部消去して証拠隠滅を図ったつもりでいる。
  しかし、一般ユーザーが施すパソコン上での消去・削除は、コンピューターに“このファイルを削除しました”という情報を与え、コンピュータにそう“思わせて”いるだけのことであり、物理的には記憶媒体の中に削除したつもりの情報自体は残っている。特別な方法で、その情報を復活させることは容易なのだ。』

 
 そういえばそうでした。昔、日経パソコンを定期購読していた頃にそんな内容を読んだ記憶があります。
 このことは、今、非常に気になる情報でもあります。
 個人のパソコンを廃棄処分する場合等は、第三者に内容を悪用されないよう、専門業者に「完全消去」を依頼する必要があるんですよね・・・。

          * * *

去年の6月17日 NEW NIKE 

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コメント

「白夜行」読破おめでとう!数年後に読み返せば、また違った感動がありますよ。さて、東野圭吾の「むかし僕が死んだ家(講談社文庫)」も秀作です。登場人物が2人だけです(回想シーンで何人か登場します)。そのうちにお試しください。芸能人のいとこの話はまたの機会に…。ちなみに名前に「子」は付きません。

投稿: K君 | 2008.06.23 18:06

K君>
充実したいい物語でした。「むかし僕が死んだ家」も是非そのうちチャレンジしたいと思います。

そうかぁ、「子」は付かないですか・・。

投稿: NAOMI | 2008.06.26 00:36

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