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2008.01.12

イカマイスター講習会1日目

1月12日(土曜日) 
Ikakousyu001  北大水産学部にて、朝9時から17時前まで、お昼を挟んで午前中3講、午後3講。
 1講目:函館市の水産(公立はこだて未来大学 長野章氏)
 2講目:イカの分類(北大 ジョン・バウアー氏)←よくマラソンの名簿で見かける方。イカの研究者だったんですね。
 3講目:イカの生理と生態(北大 岩田容子氏)
 4講目:イカ釣り漁業の漁具・漁法(北大? 三浦汀介氏)
 5講目:水産食品衛生(市立函館保健所 ?氏)
 6講目:実習「イカの解剖」A(北大スタッフ)

 長丁場ではありましたが、テキストに基づいているとはいえ、PPTで動画を見せてくださったり、それなりに楽しく集中して受講することができました。一通りテキストを読んでいて正解。バタバタせず、話しについていけましたので。
 
P1123520  特に、イカの解剖実習は受講者全員にイカが1匹づつあたり、丁寧にスケッチや解剖をしながら部位の名称やしくみなどを解説していただき、主に同じテーブルの方々とですが、話す機会ができたりと、これは良い時間でした。
Ikakousyu002  自分のあたったイカはバットに入れて貰った段階でもう墨色が付着し、墨を出していたか、袋が破れていたようなんですね。皆さん、解剖しても綺麗なのに、自分のイカだけ真っ黒で、汚い汚い・・・。
 ちなみに、自分のは♂でした。足で雌雄を見分けるテクニックがあり、教えてもらいましたが、その時はメスというP1123523 判断だったのに、腹を開くとでかい精巣や、半透明の陰茎中に精ちゅう嚢(せいちゅうのう)という精子の袋がありました。足での♂♀見分けはかなり難しいです。

 最大の収穫といいますか、楽しい発見はF川さんという北大OBの(?)優しく素敵な女性と同じテーブルになって逐次説明などを頂けたこと・・・ではなくて(でもあるのですが・・)、イカの身体に付いている“ボタン”の存在を知ったことです。 

 イカの刺身のメイン部になる筒状の部分を外套膜(がいとうまく)といいます。これに対し、目や漏斗(ろうと)がある本体。この本体と外套膜は側面の2点で堅く連結されています。軟骨のようなコリコリしたもので繋がっているのです。漏斗軟骨器と言います。
 推進力や酸素を得るために外套膜と本体の隙間に海水を取り込むため、横2点での接点以外のぐるりは隙間があり、フリーです。

Ikakousyu003  この接点。実は堅くとは言っても全くの完全な連結ではなかったのです。ボタン。というよりホックとでもいいましょうか。
 一度外すと、凹凸を合わせて再度パチン!とはめ込むことができるのです!!生命の不思議ですね。
 でも、このしくみの必然性がわかりません。何故完全に連結されていないのか。機会があったら質問しようかな。

 担当の北大の先生が言ってました。NHKの「ためしてガッテン」で取材があり、生きた状態のイカの“ホック”を外し、自然に回復つまり、「パチン」と はめ込んだ状態に戻るのか、という実験をしたそうなのです。結果は、自然の回復はならなかったそうです。ホックは外したら外れたまま。可哀想なイカ君。
 何で、生命体にボタンが付いているんでしょうねぇ。

 明日2日目も9時から。また新しいネタを仕入れるべく、頑張って聴講してきます!

                                           【2008.1.12 記事】

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