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2007.12.14

サイエンスカフェⅡ

12月14日(金曜日)
 先週12月7日に引き続き「まちセン」で行われたので行って来ました。今日のテーマは「中空土偶」。(Blog「はこだてのニュースな出来事。とか。 」にて、色々な切り口で紹介されています。)
 
Pc143437  今日の話では「インターナショナル」な話題に繋げている班が多かったといいますか、全班が「世界の中の縄文」ということで話し合っていたようです。なかでも興味深かった内容が幾つかありました。

Pc143443  一つはオーストラリアからいらしている大学の先生の質問から。オーストラリアは6万年前からの原住民と言われるアボリジニで有名です。民族的な部分への興味は日本人の比ではないかも知れません。

 北海道のルーツ的民族であるアイヌと縄文人の関係はどうなっているのか、というものでした。
 これに関しては、縄文人の血を強く引き継いでいるのがアイヌということなのだそうです。実はかなり以前からそういう事実は明らかになってきてはいたそうなのですが、縄文は野蛮と結びつけられて考えられていた当時、ウタリ協会に気を使って(?)大々的にはそういう事実の考証は広がりを見せなかった。
 ところが、昨今、ヒトゲノムプロジェクトなど遺伝子科学技術が飛躍的に発展し、この事実はさらに確たるものになり、公にそういった議論がされるのもやむを得ないというところまで来ているようなのです。

Pc143442  司会者の女学生、すかさず
 「科学の進歩が人間社会のわだかまりのようなものまでスッキリさせてくてるんですね」、
と明るくフォロー解説を入れると、これまたすかさず、その大学の教授先生が
 「それは違うよ!」
と厳しい調子で指摘されていました。

Pc143439  科学が如何に進歩しようとも、それを評価するのは常に人間である以上、まずは「わだかまりの解消」が先で科学はその次についてくつものだから、誤解してはいけない。科学盲信は駄目。
 確かそんな内容だったと思います。

 言われてあらためて目から鱗ですが、同感ですねぇ。良いこと言います。あのタイミングでばしっとあれを言えるようになるには、自分もまだまだ修行が足りないなあと反省しきりです。

          * * *

 「エコツーリズム」に繋がるようないい名前が必要という主張もありました。例えば「エコカルチャー何とか」みたいな。
 南茅部の「縄文」を地域の振興にどう繋げていけばいいか、というお題のときだったかと思います。確かに名前というものは重要なので、これもいい主張でした。

  この話題のとき、「南茅部は函館都市圏からあまり近くない。良い道路があると言い難い。地理的な劣勢。その辺の作戦などはどうしたもんか」、と司会者が振ったとき、正直「まずいっ!」と思いましたが、やはりその瞬間、ゲストの阿部参事から「はいどうぞ(^^)」とマイクがこちらに渡されてしまいました。

 正直に「立場上、迂闊なことは言えないのですが・・・」と前置きして笑いをとりつつ、シーニックバイウェイの取り組みを例に出して、ソフト施策に力を入れて地域の方々と一緒に地域を盛り上げて行きたい、というようなことをとりとめもなく話しながら、最後は落としどころへ向けて、何が何だか自分でもよくわからない曖昧な話しをしてしまい、アドリブの効かなさにかなり凹みました・・・。

 その替わり、「縄文」に集っている我々を特異な目で見る風潮はまだまだあり、これから、これをどう改善して「縄文」に興味を抱いて貰えるようにしていきましょうか。というお題では名誉挽回と、自分からマイクをとって発言。

 「自分の経験からも、子供の世代に、縄文に親しんでもらうことが重要と考える。自分は小学生のとき、裏山の畑から縄文土器がざくざく出ていた環境で育った。ジグソーパズルのように欠片を合わせて遊んでいた。今、自分の中にはその体験が生き、縄文は普通に身体に染みこんでいる世界になっている。体験学習などは人気もあり、どんどん実施して次世代を担う子供と縄文がふれ合う機会を作ってあげることが大切」

 というような主張をいたしました。これは結構皆さんの反応は良かったと思います。

 コーヒーを頂きながらの気軽な雰囲気で、いい勉強をさせてもらった2回シリーズの「まちセン」でのサイエンスカフェ。
 これからも機会があれば是非参加させていただきたいと思いました。

 しかし、まさかあの同じ時間帯に、佐世保のスポーツクラブで世にも恐ろしい凶行が繰り広げられていたとは・・・
 
          * * *

去年の12月14日 冬は徒歩通勤 

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