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2007.10.24

「な」と「わ」青函

10月24日(水曜日)
 青森と函館圏域。物理的に近い位置にありながら海峡で隔てられていることから交流が盛んとは言い難い。
  青森側の下北半島、津軽半島、函館側の亀田半島、松前半島。4つの半島各々が持っている潜在的な地域の魅力・その資源は無尽蔵、までは言わないが極めて豊富で可能性に満ち満ちている。
 そして実は縄文の太古から中世、近世に至るまでの文化・生活の繋がりは深く、むしろ現代における関わりこそこれまでで最も薄くなっているのではないかとさえ感じられる。

 一方、高速フェリー「ナッチャンRera」が就航し1時間40分程度で函館・青森間海上移動が可能となった。
 新幹線はH22年に青森まで開業し、H27年には函館まで届く。道路もまた高速ネットワークの拡充により、車による移動の利便性が向上する。それに既存の空港。4モードの交通基軸が整いつつある。

 4大交流要素は生活・観光・経済・人材。そして配役は男性・女性×30歳未満・30歳以上の4類型。
 
 各々の資源を磨き、輝かせ、そして青函を一つの圏域として連携させることで日本はもとより世界へ通じる魅力あるエリアにしたい。今、「海峡交流ハイブリッド4×4」をテーマに、青函圏域を熱く盛り上げようという動きが生まれている。

 こんな動きの中で、昨年度に引き続き、東大家田教授や富士通総研臼井氏等の参加を賜りながらの現地ワークショップが今日から3日間に渡って実施される。
  
          * * * 

00041   一日目の今日は朝8時に出発。朝から我々の旅を祝福するような好天に恵まれる。
00102_2  まずJRスーパー白鳥で函館から青森へ。地元のカリスマバスガイド擁するチャーターバスで津軽半島を北上。途中、「うだつ」をキーワードに南部と津軽の気候風土の相違など実に興味深い説明を連発。また随所に太宰治の詩を引用しての味000500141わい深い案内を披露してくれる。

0007 00171   五所川原市では「立佞武多(たちねぶた)の館」で津軽芸能文化を、旧金木町の太宰治記念館「斜陽館」では中には入らなかったが文芸的資源や太宰の生家である津島家を引き合いに「家督」としての生活文化を学んだ。

00201   斜陽館の前の道路を挟んで駐車場があり、そこで地元の農産品などの直売をしている。地元のおばあちゃんやおばちゃんがいて、リンゴなどその場で切って食べさせてくれる。リンゴ自体はそこで買わなければならないのであるが。
00231  あっという間に芯がとれて、きれいに切り分けられるリンゴ切り機には一同感動。きっと雑貨屋にでも売っているマシンなのだろうが、今回初めて見た。もちろん、リンゴはとても美味しくさすが本場といった風情。

0033100371   道の駅「十三湖高原」に立ち寄り、十三湖ブリッジパークでは土産物屋で地元のおばちゃんが提供する一杯2百円の「しじみ汁」を頂く。しじみはもちろん目の前の十三湖でとれたもの。出汁が出てとても美味い。聞くとおばちゃんは先代が松前町出身とのことで、同行した松前町役場の方が知っていた。些細なところで「繋がり」を発見し感動。
   
012410045   竜飛岬にたどり着くと夕暮れが迫ってきていた。発電用の風車、歌が流れる石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」碑に真の景観・もてなしとは何か?を考えさせられつつも、階段国道を初体験し、岬の突端にある唯一のホテル「竜飛」へチェックイン。
 ワークショップでは3班に分かれ、グループ討議。連携、継続、地域活性化、資源探しetc・・・各班でテーマを設け深い議論が行われた。

00481  その後の「シンポジオン」では夕食を取りながら、懇親を深めつつ、グループ討議のまとめを発表。建設的な意見が多く、色々と考えさせられた。内容については追い追いここでも紹介したい。
 (ここまで書いて疲れて来ちゃったよ・・・)

          * * *

去年の10月23日 英断に拍手 
去年の10月22日 シーニック・バスツアー 

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