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2007.10.26

木を見て森も見る

10月26日(金曜日)
 道路整備を生業としながら、一見直接関係のないような「観光」や「地域の活性化」なんかについてもかなり力を入れている昨今。
 ここへ来て、俄然「環境」が重要なテーマの一つとして台頭してきた。

 例えば、シーニックバイウェイの取り組みで、地域活性化の手段としてのドライブ観光を推進するため、ツアーなどを企画する場合。
 CO2排出による大気への悪影響が懸念され、近頃国を挙げての環境へ配慮した取り組みを行っていることに反しているのではないか、というご指摘も頂く。

 そこで、そのツアーの中に「植樹イベント」も盛り込んでしまおう、というアイデアが実践されているのだ。いわゆる「カーボン・オフセット(二酸化炭素・置き換え)型ツアー」という取り組み。
 自分が運転して排出した二酸化炭素は、自分が植えた樹木で回収していまおうという、単純だが斬新な発想。
 海外からの外国人相手ツアーも含めた実施例によれば、かなりの好評で、しかも植樹した自分の木が将来どうなっているのか、また訪れて確認したいという意識も芽生えるようで、リピーター客確保にも一役買っているとも言える。

2601351  植樹後のメンテナンスなど、課題もまだある取り組みではあるが、いずれにせよ、ツアーで遊びながら環境配慮というタイムリーで崇高なテーマを実践することで手軽に社会貢献に関与できるという大きな精神的インセンティブを得られることからも、今後大きく伸びていく気配を感じさせる事業と見ることができると思っている。

          * * *

2601711  このような背景のもと(という訳でもない?)、今日は森林観察ツアーに参加してきた。
 函館・大沼・噴火湾ルートのシーニック活動団体のメンバーが所有する山へ行き、「手を入れた森林」「手を入れない森林」を比較して違いを観察し、森林づくりのありかたを考えるというもの。

 手入れの違いから間伐や枝払い作業の大切さが一目瞭然でわかる。そこで生産される木材の価値ばかりではなく、土壌の健康度へのインパクト、森林としての健全性にも影響している。

2601731  北海道では森林の半数以上が手入れされていないそうなのだが、手を入れるにしても間伐の手間や(特に近くに運搬用の道路がない場合など)木材の価値の低さ等から一本当たりのコストが非常に高くつき、事業者の利益が微々たるもの、下手をすれば赤字となるなど横たわる問題は大きいようだ・・・。

 というように、普段は何気なく見過ごしてしまう視点で樹木や森林をまじまじと観察することができ、また、専門家含め森林通の意見を拝聴することができたことは大変有意義であった。

26014512601631    夕方からは函館BAYエリアのCafe&dininngかねもりにて意見交換会が行われ、参加者による熱い議論で盛り上がった。


 
 そうそう。
 意外なトピックとしては、高校時代の甲子園、社会人では横浜ベイスターズ等で活躍された盛田投手が参加されていて、フレンドリーに(?)会話させていただいた。実家(鹿部町)で広大な森林を所有しているとのことで、意見交換会等ではそれにまつわるお話しをされていた。
 夜からは、有斗高校時代一緒に3度甲子園に行ったという女房役の西村さん(現在は市内有名ホテル支配人)も参加され、こちらもフレンドリーな距離で熱いトークを語っていただいた。
 一昨日からの連続なので少々疲れてはいたが、盛りだくさんで楽しい一日となった。

 おまけ。
 最後、一人でホワビーに流れ、しばしマスターと、11月22日にライブを予定しているビートノーズのキーボードさんと3人でお話し。酔っぱらってふらふらになりながら、最終のJRで帰宅したことであった。

          * * *

去年の10月26日 涙、涙の日本一 

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