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2007.09.16

海猫(うみねこ)

9月16日(日曜日)
 海猫。カモメと同じと言って間違いではないと思うが、こいつの声というのは、ほんと何だか懐かしくて切なくて、うち寄せる波の音とかぶせて聞いていると、何時間でも聞いていられるんです。
 浜育ちの自分には、細胞の中の遺伝子にまで染みこんでいるような、そんな音です。

 Webで検索すると、波のうち寄せる音ってのは比較的フリーで色々聴けます。これだけパソコンで流しながら、就寝時のBGMとして活用することもあります。ところが、カモメの声ってのがなかなか探せなくて、今自分の課題となっているところです。

          * * *

 ここ何年か、今くらいの時期になると何故か映画が見たくなる傾向にあり、DVDをレンタルしている。
 去年の9月16日もやっぱりそんなことをしていたようだ。(去年の9月16日の記事「日本以外全部沈没」) 

Umineko  今回レンタルしてきたのは南茅部の漁村が舞台の「海猫」と韓国の戦争アクションもの「BROTHERHOOD」の2本。
 まずは「海猫」を観た。

 森田芳光監督はあの「失楽園」でも名を馳せた方らしく、そういう意味で主役の伊東美咲に期待した人も多かったらしいと聞く。原作は谷村志穂。谷村氏は北大農学部の出身で、自分と同い年ということを今回初めて知って親近感がわいた。何故、舞台を南茅部としたのか知らないが、谷村氏の親類が函館にいて自身も今現在函館に住んでいるとかいないとか。

 今回この作品をチョイスしたのは、自分の場合、かの「エルメス」の失楽園的濡れ場を見たいからという不純な動機ではなく、北海道や函館にゆかりのある作者がどんな視点で自分にも身近な南茅部の漁村を描いているのかということに純粋に興味を持ったから。ましてや「ドンパ」となればなおさらだ。
 谷村志穂の作品はこれまで一切読んだこともなかったが、映画を見終わって、原作を読んでみたくなり、BOOK OFFで文庫本上下巻を買ってきた。ついでに、ヒット作とされる「結婚しないかもしれない症候群」も。

 映画自体は、大島ミチルの悲しげなBGMと曇り基調の漁村の空気が基盤に漂い、役者の演技といい、雰囲気はいい。愛とは何かをじっくりと考えてみたくなる、そんな気持ちにさせてくれる物語。
 しかし、Amazonのカスタマーレビューでも指摘されているが、全体的なストーリー展開に「唐突」感が否めない気もした。何故ここで?何故急に? という場面が比較的多く見られるのだ。
 見終わった後、なんとなくしっくりこないこの思いは何?と考えたとき、出た結論だった。
 原作を読みたくなった理由は、そんなところにもある。原作の展開はどんな感じなのかと。

 伊東美咲の夫役、佐藤浩市の道南漁村訛りは、本編ではそれほど違和感もないが特段上手い!というほどでもなかった。しかしながら、特典映像の中の舞台挨拶で披露していたのは、素晴らしく上手かった。よくあそこまで自然にマスターしたものだと「道南漁村訛りマスター初段」(自己申告)の自分としては絶賛したい。

 何だかんだ言って、決して悪くはない映画だと思いますよ。

          * * *

その他、本日の行事。
(1)芋掘り
P9163015 P9163017  我が家の菜園、芋のつるの枯れ具合が程良くなってきた。雨が多くなり、作物に悪影響が出ないうちにということで、ついに今年のメイン作物と位置づけている「ジャガイモ」掘りを決行。
 先般、福島町で松前神楽を堪能したとき掘った芋に比べ、全て形はよくないが大振りであり、色が白いのが特徴的。自分の畑からゴロゴロと芋が掘り出される様は少し感動的である。
 ついでのように1株植えていた「さつまいも」も掘った。「つる」は非常に長く成長し、少しP9163020 期待していたが、まとまった形で収穫できたのは1箇所だけで、あとは食べれないほど小振り。「つる」のメンテナンスなど、来年もし作付けするならばきちんと勉強しなければならない。
P9163022  GUESTとして、珍しく「カマキリ」くんがきていたので、接写。カマキリくんはガンつけの名人だ。その業界ではちょっと強いからって、すぐ人をにらみつける。あまり褒められたもんじゃないので、やめたほうがいいと思います。

(2)亀田八幡宮例大祭
P9163029  ここの出店ときたら、もの凄い数である。夏の江差の姥神神宮さん祭りでの出店は自分が大人になったせいか、昔より規模が小さくなったと思った。出店の領域が変わっていないので、同じなのだろうけど。
   春に行った松前の桜祭りでの出店の規P9163027模は近年まP9163026れにみるものに感じられ、その華やかさに驚いた。
 今回の八幡さんの出店はそれを明らかに上回っているように感じられた。恐らく、「お化け小屋」や「バイク小屋」なんかもあり、土俵上では大相撲のデモンストレーションP9163030 試合をやっているなど、エンタテイメント性がとても凝らされているからなんだと思う。
 昼間ではあったが、人の賑わいも多く、ワクワクお祭り感が郷愁をくすぐる、とてもいいイベントだった。

(3)「響」ラーメン体験
P9163037  最近、よくネット上のBlogなどで紹介のある、函館市北浜(R227沿いGEO付近)の「響」というラーメン店に行って来る。
 まずは味噌ラーメンでその店に対する自分の評価を決める習わしに従ったわけだが、今日は収穫した芋を茹でて試食したお腹で行ったこともあり、公平な評価ができなかったのが残念。ラーメンは空きっ腹で行かないP9163034 となぁ。
 結果、美味しかったけどスペシャルでもなくまあまあというところ。チャーシューについては焼きチャーシューというのを頂いたが、これはもう、最高の部類。味噌ラーメン自体は特筆すべき特徴もなく、無難に美味しいという感じだ。

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