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2006.03.29

ここでいったん冬

Sincerity is the end and the beginning of all things.

 北斗、函館から札幌経由で21時に網走着。遠軽あたりから外界は雪国の様相を呈してきた。網走に降り立つと積雪は既に10センチ近くあり、強い風に乗って横殴りの雪が降っていた。ただし「しばれ」はなく、街頭の温度計では0度。べた雪気味であり、すぐにとけそうではある。

Busidogenbun  今日のJR車中の友は「『武士道』を原文で読む/原著:新渡戸稲造、編:別冊宝島編集部」(宝島社新書)
 冒頭のセンテンスはその中で孔子の言葉として紹介されているもの。

 「すべては誠実に始まり誠実に終わる」

 ・・・広大で永遠なる誠実の本性には自然と変化を生み出す力が備わり、誠実さがありさえすれば、難なく目的を達成することができるものだ・・・

 これは、この本のなかで心に染み入るセリフのうちの一つだが、このほかにもたくさん、感銘を受ける言葉の数々が散りばめられている。「日本の品格」ではないが、この時代、我々に必要なものは「武士道の精神」ということをあらためて実感した。新渡戸稲造の「武士道」は今日から”座右の銘集”として私の身近に鎮座し続けることとなるだろう。

          * * *

 函館支社での事務引継が終わった。
 すぐれて多忙なポストであることは知っていたつもりだが、あらためて目の当たりにし、気が引き締まる思い。
 ただ、業務以外で極めて大きなポイントが職場の大問題として横たわっており、そこのケアが引き継ぎ事項の大きな部分を占めることも判明。
 この問題解決のために、自分は、「武士道」精神に基づき、大勝負に出る予感がする。比喩が極端になるが、「斬り捨てる」か、「刺し違える」か・・・。
 これから自分の部下となる面々が精神的にずたずたにされている。そしてそれによって成果が上がっているならまだいいが、結果的に特段の改善的変化は現れておらず、ただひたすら職場環境が悪化しているという。これは見過ごすわけにはいかない。なあなあにしておくわけにはいかない。いや、自分のこれからのためにも。
 問題の原因となるものに、自分は大いなる恩がある。その恩返しをしなければならない。その原因となるものを消し去ることによってしか恩返しが達成できそうもないとしたら、涙を呑んで自分はそれをするだろう。

 これも一つの内部マネジメント。「PLAN DO CHECK ACTION」で事を進めることになるだろう。これまでの傾向から綿密な計画を立案し、実行に移し、評価し、評価に基づき修正を加える。一定の調査期間のあと、まずはPからだ・・。それまでにその原因となるものが変化していてくれることを祈りたい。

 昨日から今日のJR車中でずっと考え続けていた。そして、大きな決断を下した。「武士道」に従おう。
それがきっと自分の使命なのだ。

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コメント

私には知る由もありませんが着任早々大変そうですね。決断した結果が良い方に向かうことを祈っています。

投稿: NAOJI | 2006.03.30 12:58

NAOJIさん、何かみなさんに余計な心配をおかけするような書き込みをしてしまいました。
このような端的な表現を使ったのは、ともすればしり込みしそうな自分を奮い立たせるためという面が大きいです。
まあ、あたって砕けてみます。頑張ります。

投稿: NAOMI | 2006.04.01 01:42

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